宮城県作業療法士会

お知らせ

会長メッセージ:「新型コロナウィルス感染症の影響下における県士会活動(第3報)」

2021.03.29

                             一般社団法人宮城県作業療法士会
                                会長 大黒一司

 春光うららかな好季節になりましたが、宮城県では新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響による未曽有の災禍の中、緊急事態宣言が発出され未だ解除に至っておりません。会員の皆さまにおかれましては、それぞれの活動の場において、日々のご苦労はいかほどかと拝察致します。
 2020年度はCOVID-19感染拡大の影響により、事業計画の実施が制限され、上半期は多くの事業を縮小あるいは中止をすることになりました。しかし、下半期は、事務所のインターネットの通信環境やパソコンなどオンラインに必要な機器を整備し、Zoomミーティングを活用した事業を展開することができました。一部の事業は縮小、中止を余儀なくされましたが、事業計画を概ね実施することができたことは、会員の英知と努力、そして工夫によるものと確信しております。
 2021年度も会員の皆さまの行動力と英知を結集し、作業療法を通して宮城県の保健・医療・福祉に貢献できるよう、県士会活動へのご協力をあらためてお願い申し上げます。
 今この時であっても、会員の皆さまの職場におかれましては感染を持ち込まない、感染源にならないよう細心の注意を払いながら、作業療法を必要とする方々の「活動」「参加」が向上できるよう最善を尽くして関わっていることと思います。会員の皆さまの職場での本務が充実することは、作業療法を必要としている方々の健康と福祉に寄与することになります。更には、県士会活動の拡充につながるものと信じております。そのためには、日々の一つひとつの作業療法を大切にしていただければと思います。
 最後になりますが、一日も 早い COVID-19の収束と皆さまのご健康、そして県士会活動の進展、更には平穏な日々が戻りますよう祈念いたします。

                                 2021年3月

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