OTフェスタ IN 太白区民祭り
~学生ボランティアからの参加報告~
宮城県士会 広報部
10月19日、日曜日に太白区門祭りが行われました。この数年ですが毎年、事業部が宮城県作業療法士会として、「OTフェスタ」の延長の形でブースを出しています。今回の県士会ニュースではボランティアとして県士会のお手伝いをしてくれた専門学校 仙台総合医療大学校の1,2年生に感想、報告をお願いしました。

ボランティア1年生、3名より
私たちは、10月19日に行われた太白区民祭りのボランティアに参加させていただきました。今回が初めての参加だったため、どのような活動をするのかイメージがつかず不安もありましたが、当日は楽しく活動することができました。私たちが主に担当したブースは、作業活動体験と、プレーパークの2つでした。作業活動体験ではクラフトバンドを使って、コースターや箸置き、エンゼルフィッシュを作る体験をしました。最初にその三種類の作り方を教えていただいた時、コースターと箸置きの作り方はすぐ覚えることができましたが、エンゼルフィッシュは少し難しく、来場者の方に教えることができるか心配でした。しかし、無事作品を完成させ、喜ぶ姿を見たとき、大きな達成感を得ました。この体験を通して作業療法士という仕事のやりがいを実感することができました。プレーパークでは、普段の公園にある遊具だけでなく、縄跳びや工作、地面への落書きなど様々な活動を行いました。最初は子供たちがどのような遊びをしたいのかわからず戸惑いましたが、一緒に活動する中で自由に活動することの大切さを学びました。私たち自身も子供のころに戻った気持ちで落書きをしたり縄跳びをしたりして、子供達と同じ立場で楽しむことができました。今回のボランティア活動を通して誰かの活動をサポートすることの楽しさや、やりがいを感じることができました。今後もこのような活動に積極的に参加していきたいと思います。

ボランティア2年生、2名より
地域で開催された太白区民祭りのボランティアに参加しました。最初はどのように作業療法士について紹介したらいいのか不安でしたが、3Dプリンターで作る自助具やペーパークラフトに興味を持ってくれる高齢者や子供達が沢山いて、とても楽しく作業療法士の魅力について話せました。特に、高齢者の方は、3Dプリンターで作った自助具にすごく興味を持ち、「こういうものが、世の中に販売してればいいんですけどね」ととても自助具の便利さを伝えることができたと思います。この活動を通して、作業療法士という職がより知名度が上がり、作業療法士の魅力がより広がってくれるといいなと思いました。今後もこのような活動に積極的に関わっていきたいです。
ボランティアに参加し、改めて子どものエネルギーと発想の豊かさに驚かされました。鬼ごっこや縄遊びなどを通して自然に笑顔が生まれ、年齢の違う子ども同士が協力し合う姿も印象的でした。最初は人見知りしていた子たちも、何度か関わっていくうちに自分から声をかけてくれるようになって、関係づくりの大切さを実感しました。安全面に気を付けながら、自由にのびのびと遊べる環境を整えることが大切だと感じました。この活動を通して、子どもの成長を支える喜びと、地域とのつながりの温かさを感じる貴重な経験になりました。



