宮城県作業療法士会

平成17年度 第5回理事会議事録


平成18年3月6日(月)19:00 於:東北文化学園大学


出席者: 佐藤善久、大黒一司、上遠野純子、本地光弘、荒井豊、鎌田樹寛、佐々木俊二、佐藤朋子、首藤和弘、 高橋由美、畑中一枝、渡部達也
欠席者: 大貫操(委任)、久保田美代子(委任)、似内佳子(委任)、紀国谷恵子

審議報告事項


1.平成17年度宮城県作業療法士会事業報告及び平成18年度事業計画について
1)平成17年度の活動方針について
(1)法人化実現に向けたの具体的活動の推進

→「社団法人」の取得を目指し、法人化に向けた活動の充実と組織機能の見直し等をし、 宮城県庁へ度々訪問し情報交換及び資料提示しながら働き等を行ってきたが最終的には、 今年度での社団法人取得は「難しい」と以下の理由から判断した。
・公益法人制度改革が平成20年をめどに行われることとの兼ね合いでか、県の反応が悪い。 (2,000万円以上の活動資金があってその半分を公益事業に当てる事)
※ただ、公益法人制度改革(新制度の概要から)現行のNPOと中間法人とは違う 「一般的な非営利的法人制度」ができ手続き等簡単で現在の当県士会活動でも その法人に該当となるようであるので平成19年から次への準備となろう。

ウ)公益事業の推進
→ 今年度の県民公開講座は、盛況で高い評価ができる。継続事業としていく。


(2)事務局機能の整備、見直し(OA機器の整備等)

→各局(事務、学術、事業)に作業用ノートパソコン整備した。

イ)会員サービスの向上
→ 研修会開催等仙台中心で地域格差が生じている。 近隣地域のブロック研修会等に講師等の派遣を来年度は検討する(県内認定作業療法士に人材登録して頂き、 研修会等の講師、座長等としてブロック研修会等に協力して頂く)。
→ PHSでの会員への情報提供も含め検討中。
→ 会費納入を現行の「郵便振込み」の他に定期総会時の納入を行った。


(3)ブロック活動のさらなる推進

→ 新入会員情報提等の事務局との情報交換の必要性が課題となった。


(4)生涯教育制度の整備、充実

→ 現行の活動は十分に評価できるであろう。


(5)学術活動の推進

ア)第8回宮城学会開催
イ)県士会学術誌の創刊
→ 現在の進行状況(査読、構成等を加味)から今年度内の発刊は難しい。
創刊号は、三役会預かりで平成18年定期総会(6月)を目安に「めど」を示す予定。


・その他

→ 今年度の公益事業の1つとして地域振興関係として「市町村への人材派遣と資金提供」 を企画していたが市町村合併等もあって反応が悪く未実施。
→ 啓蒙活動の1つとして県士会を広報する「ネーム入りボールペン」 「キャッチフレーズ入りフリヤケース」の作成。


2)各部各委員会から

・庶務部
県士会で使用している「封筒の色」を県士会の郵送物を一目で分かるようにカラー化にしたい。
→来年度から県とおなじ「緑色」ということで承認。

・財務部
3月17日会計決算締切。 3月31日決算報告を財務部へ

・広報部
来年度ニュース発行を年5回とする。 ホームページ更新HPプロバイダー有料契約、 業者委託による運営でタイムリーな更新に努める。

・教育部
部内を「生涯教育班」「単位認定班」「臨床教育班」の3体制として活動した。
新人教育プログラム講師を1テーマ2年を1クールとして交代。 誰でも講師になれるように講義内容のマニュアル化資料保存へ。
一般研修3~4回、新人教育プログラム12テーマ、現職者研修会「身体障害領域」の企画予定。 また、定期総会時に例年通り「一般研修会企画予定」

・学術部
第9回宮城県作業療法学会への介入協力中。次次期学会長の検討。
県士会学術誌第2号以降の発行に向けて組織編成も含め検討する。

・事業部
平成18年2月19日実施の県民公開講座 参加者292名(一般232名)。
来年度も日本福祉用具供給協会宮城ブロックと共催開催する方向。
宮城県精神障害者生活技能訓練コーディネーター派遣事業の宮城県へ提出する報告書作成中。
→県から来年度も依頼があれば今年度並みの事業展開を考える。 但、派遣事業協力者(今年度は、8カ所7名で行っていたが、3名の方が現時点で都合つかない様子)を 会員から調査して協力者を得て依頼があった場合、検討する。

・福利部
県士会員へのアンケート集計結果報告(回収率46% 205名 / 450名)
詳細は、郵送で各県士会へ情報提供する予定。
平成18年度は、アンケートの内容を十分に加味した活動と、相談窓口を設置 (OT協会倫理相談窓口の件も含め)して会員の声を県士会活動へ生かしたい。

・第9回宮城県作業療法学会
開催日 平成18年7月30日 3月末演題募集締切

・選挙管理会
平成19年度役員改選がある。


3)平成17・18年度役員の件

空白であった「事務局次長」に東北文化学園大学の「高木大輔」氏に就任依頼。
「理事」就任となるので規約に則って「平成18年定期総会」時の審議事項とする


2.宮城県作業療法士会研究・事業等助成事業の選考

・応募は、2名からあり。
・1点は、審議結果として「採」と決定。 「助成金額は、10万円」とする。
但し、付題として、「県士会の学術誌への研究成果の一部を投稿を義務づける。」
・もう1点は、基本的のは「採」の方向で進める。
但し、「倫理的配慮・所有権含めた公共性等」研究内容への補充をして頂き再提出後 「(採・否)、助成金額」を再検討する。


3.その他の報告事項

1)平成18年4月 宮城県地域リハビリテーション支援センター設立(現拓杏園所)
順次、宮城県のリハビリテーションセンター機能となる予定

2)都道府県作業療法士会連絡協議会から
平成17年度作業療法推進活動月間実施報告集作成について
→ 広報部で対応する

3)OT協会主催「社会保障制度改革に関する改訂前研修会」 3/11東京で開催
→ 佐藤県士会長、大黒副県士会長の両氏が参加予定

4)OT養成校への卒業式、入学式への出席予定
→ ・3/13 仙台医療センター附属リハビリテーション学院卒業式   本地事務局長
・3/17 仙台医療技術専門学校卒業式            大黒副県士会長
・3/17 仙台リハビリテーション専門学校卒業式      佐藤県士会長
・4/4  仙台リハビリテーション専門学校入学式      上遠野副県士会長


次回理事会開催予定 平成18年4月17日 東北文化学園大学 19:00~
三役会開催予定 平成18年4月10日 東北文化学園大学 19:00~