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県士会ニュース vol.158.2022.7.13

宮城県作業療法士会イメージキャラクター名称決定

宮城県士会 広報部

 皆さんこんにちは、宮城県作業療法士会、広報部です。この度、県士会員皆さまのご協力によって、宮城県士会イメージキャラクターの名称を決定することができました。このキャラクターは「皆様に姿を覚えていただいてから名前を決めましょう!」という考えで動いておりました。キャラクターを考えていただいたのは皆さんご存じだと思います。海山幸(うみやまさち)さんです。デザインの由来は『宮城県花である「萩」をもとに、髪は特徴ある三枚の葉、髪飾りは花のデザインにしました。萩の花言葉は「柔軟な精神」「柔らかな心」なので、患者さんをやさしく支える作業療法士にぴったりと考え製作しました。』となっております。

 キャラクターが決定してからしばらくたった後、名称を決める活動を広報部で進めていたところ、コロナ感染が広がっていきました。元々、学会や総会などの場で展開しようと考えていましたので、そこで計画は頓挫してしましました。その後、世の中は会議、研修なども含めて、Web活動が中心となり、最近では身近なツールとなりましたので、これを活用することとなりました。

 改めて流れを確認すると4月~5月中旬めで、名称募集をし、その後LINEにて投票を行いました。名称募集では15件以上の応募があり、広報部で5つに絞りました。また、投票も大変多くの方が行なってくれました。

 結果は、先に発表した様に「おはぎちゃん」となりました。名前の由来は、『作業療法=OTとキャラクターのモチーフになっている萩を組み合わせました。親しみを持っていただけるよう平仮名表気で、さらに敬称として“ちゃん”を付け、「おはぎちゃん」と命名しました。「柔軟な精神」「柔らかな心」の花言葉のように優しく大らかな気持ちをもったキャラクターになってくれればと思います。』とコメントを頂いております。

 名前を考案、採用となった方は、桜樹リハビリテーションセンターにお勤めの木島佑太さんです。木島さんからもコメントを頂いております。

 皆さまのご協力により、名称が無事決定いたしました、今後も「おはぎちゃん」をどうぞよろしくお願い致します!

県士会ニュース vol.157.2022.6.5

① よりよい共育をめざして〜第8回 日本臨床作業療法学会 学術大会 養成校連携企画シンポジウム報告〜

仙台青葉学院短期大学 齋藤佑樹

令和4年5月15日(日)〜5月29日(日),第8回日本臨床作業療法学会学術大会(大会長:籔脇健司(東北福祉大学))がオンラインで開催されました.オンラインながら,大会本拠地が宮城県ということで「何か宮城の特色を出した企画をしよう!」と宮城の養成校全6校の教員(仙台青葉学院短期大学:髙橋慧先生,仙台保健福祉専門学校:相澤祐一先生,仙台リハビリテーション専門学校:櫻井直人先生,東北福祉大学:伊藤明海先生,東北文化学園大学:高木大輔先生,東北保健医療専門学校:藤井貴先生)が集まりシンポジウムを企画しました.私もファシリテーターとして参加しました.

 シンポジウムのテーマは,「作業に焦点を当てた実践を伝える教育上の工夫と課題」でした.いうまでもなく作業療法の普遍的な目的は「対象者がよりよい作業的存在になることができるよう,作業を通して健康と幸福を促進すること」です.そのために作業療法士は,作業の持つ力を理解し,作業の持つ力を最大限に活用しながら対象者に望ましい経験機会を提供することを本分とします.養成校のカリキュラムは,これらを体現できる作業療法士を育成すべく様々な工夫が成されています.

 しかしながら,学生が作業療法の目的を十分に理解し,作業の力を活かすための知識と技術を基盤とした臨床能力を身につけることは容易ではありません.今回はこの課題について,各養成校の教員が,それぞれの現場での工夫や課題について共有しました.

 養成校のカリキュラムは指定規則に準じて構成しているため,基本骨格は共通点が多いものの,それぞれの養成校が学生の教育効果を高めるべく行っている様々な工夫を共有することができました.今回の経験は,今後,各養成校のカリキュラム改編などで活かされると思います.

 今後の課題についても多くの意見が挙がりました.限られた文字数の中でそのすべてをご紹介することは難しいため,ファシリテーターの立場から感じたことを最後に書きたいと思います.

 学生は,初年次教育の中で,作業療法の目的や作業の力について学びます.しかしながら,様々な疾患や障害についての知識,評価や治療などの作業療法「手段」を学ぶ過程で,いつの間にか作業療法の「普遍的な目的」を意識する機会は薄れ,作業的存在として対象者をみるのではなく,障害者として対象者を見ることに対して疑問を抱かなくなってしまう,このような傾向があるように思います.また,「対象者がどのように作業に関わることができるか?」ではなく,「いかに失った機能を回復できるか?」や「いかに動作の自立度を高めることができるか?」に関心の多くが偏っていくように思います.もちろんこれらの関心を否定しているのではありません.作業療法の目的と手段を理解したうえでこれらの事柄に向き合うことが大切だということです.それを教育の中で体現していくためには,カリキュラムの工夫は当然のこと,各科目の中で,常に学生が作業療法の目的に立ち返ることができるような教員と学生の有機的な相互交流が不可欠なのだと感じました.また,学内教育と臨床現場のシームレスな教育を実現すべく,各養成校の教育内容や教育の要点を臨床実習指導者と共有する機会をこれまで以上に充実させることが重要であると感じました.

 今回,宮城県内のすべての養成校が一同に会しよりよい教育のために叡智を出し合った経験を,ぜひこれからの宮城県の作業療法教育に活かしていきたいと思います.

県士会ニュース vol.156.2022.6.1

①令和4年度 宮城県作業療法士会 定期総会 開催の報告

仙台保健福祉専門学校 相澤祐一

 昨日の令和4年5月29日(日)に令和4年度の宮城県作業療法士会 定期総会が開催されました。昨年度に続き、コロナウイルス感染症防止の観点からWeb開催となりました。また、今年度から代議員制となってから初めての開催となりました。すなわち宮城県会員の代表となる各ブロックから選出された代議員の方が出席となりました。また、HP、LINEでもお伝えした通り一般会員の方の傍聴も行っておりました。参加者総数は60名近くになりました。

さて、Web開催は初めてではないものの、代議員制となって初めての総会開催ですので、どんな雰囲気で会が進行するのか?どんな質疑応答が交わされるのか?と大黒会長をはじめ各理事が思っていた事だと思います。

 結果的には総会の開催時間は11:00から1時間の予定でしたが、今回は約2時間もの開催時間となりました。毎年開催している定期総会ですが、これまでの総会では正直な所、質問も少なく、総会が進行していました。何事もなく進んでいいのかもしれませんが、逆に県士会運営側があえて聞いて欲しい事や、疑問になっている事、あるいは会員が県士会に対する思いや要望を聞き取れないとも言えます。今年度の総会では各代議員の方から多くの貴重な質問や要望、会員側からの意見・アドバイスなどが出されました。理事、運営側からもそれに対する県士会の考えや思いを伝える事ができました。この様に活発な質疑応答が生され精力的な総会となりました。

<閉会時の挨拶をする大黒会長>

 協会員、県士会員の減少が話題として取り上げられ、組織率の低下が危惧されています。魅力的な協会、県士会となるように県士会全体で頑張っていけばいいなと思いました。

県士会ニュース vol.155.2022.4.13

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①  特設委員会 運転と作業療法の活動報告 …  特設委員会 運転と作業療法 委員長 菅野俊一郎(宮城厚生協会 坂総合病院)

①特設委員会 運転と作業療法の活動報告

特設委員会 運転と作業療法  委員長 菅野俊一郎(宮城厚生協会 坂総合病院)

 特設委員会 運転と作業療法の2021年度の活動について報告します。

 運転と作業療法は日本作業療法士協会の運転と作業療法特設委員会から各都道府県に代表の協力者を設置するよう依頼があったことを契機に組織された特設委員会です。名前がほぼ同じなので日本作業療法士協会の場合には『日本作業療法士協会の・・・』と頭文字をつけますので混乱せず読んでいただけたらと思います。

 さて、当委員会の2021年度の活動は、県士会員に運転の知識を普及すること、運転評価実施施設間の連携を図ることを目標に行いました。

 知識の普及に関しては、知識編と実践編の2回に分けた研修会を行いました。

 知識編では日本作業療法士協会の運転と作業療法特設委員会で2021年3月に「押さえておきたい!運転再開支援の基礎」というパンフレットが掲載されたことを受け、パンフレットの内容を具体的に解説する形式で2021年12月21日に行いました。参加者は19名でした。

 実践編では実車評価を行っている施設、机上評価で判断している施設それぞれから症例をだしてもらう症例発表形式で2022年2月16日に行いました。参加者は26名で、参加アンケートからも「実際の症例の話が聞けてよかった」「また症例発表を行ってほしい」などの意見が出されました。委員会としても初めての症例発表会であり、バイクの運転やタクシー運転手など“普通自動車の運転再開”とは違った視点や関わり方を学びました。

 施設間連携については既に運転評価パッケージとして運用している施設が多く、変更するためには医師の了解や施設の理解など障壁が多く、課題解決までは至りませんでしたが評価項目や対象者の違いなどを共有することができました。

 次年度以降の取り組みとして、自動車運転以外の交通手段が地域にあるのかを調査すること運転評価で再開が困難と判断された場合に作業療法士としてどのようなことができるかなどを検討していきたいと思っております。また、今回の研修会でのアンケートにもありました症例報告や自動車運転に関する知識を士会員に知ってもらう活動も併せて行っていきたいと思います。

 来年度も研修を企画していきますので運転に関して知りたい方、当委員会の活動に興味がある方は参加していただけるとうれしいです!運転と作業療法をよろしくお願いします!!

県士会ニュース vol.154.2022.3.26

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①  OTフェスタ2022 〜Quiz Reha Cup〜 …  宮城県作業療法士会 広報部 吉田和人 

①OTフェスタ2022 〜Quiz Reha Cup〜

宮城県作業療法士会 広報部 吉田和人

令和4年3月6日、オンラインにてOTフェスタ2022〜Quiz Reha Cup〜が開催されました。

毎年様々な企画で開催しているOTフェスタですが、コロナ禍でのオンライン開催は今回で2年連続となりました。お祭りらしいイベントにするために、今回はクイズ大会として宮城県内にあるOT養成校4校から11名の学生さん、県士会員では7名の方々から申し込みをいただきました。

養成校ごとに4チームを組み、また県士会員の皆様でも2チーム、計6チームでのクイズ大会となりました。学生さんたちの柔軟で斬新な発想と県士会員の先生方の洗練された回答、相互にいい影響を受けあう機会になりました。学生と作業療法士の新たな接点を持つことができました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

(事業部 酒井部長)

今回のOTフェスタはクイズ大会として開催され、運営の方々の思考を凝らした、問題が出題されました。学生にとっては、作業療法士は実際に「なにを」、「どのように」、考えながら日々作業療法を提供しているのかを鑑みることのできる機会になり、県士会員にとっては、様々な経験を積まれた先生方のご意見や学生からの柔らかく、興味を引く視点からの発想に触れることができ、和やかな雰囲気の中で貴重な経験となるイベントになりました。

コロナ禍での生活が長くなっている中で、新しい形も発展していく必要を感じるとともに、今後作業療法士として新しい風を吹き込ませてくれる学生と交流できたことで、作業療法のさらなる発展を予感させてもらえました。

県士会ニュース vol.153.2021.12.15

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①  県士会活動:県士会理事会 …  宮城県作業療法士会 広報部担当理事兼広報部長 

                  仙台市保健福祉専門学校 相澤祐一

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①県士会活動:県士会理事会 

宮城県作業療法士会 広報部担当理事兼広報部長 

仙台市保健福祉専門学校 相澤祐一

  皆さんこんにちは、今回は宮城県士会の活動を紹介したいと思います。現在私は専門学校で働いています。私は県士会員宮城県士会では日常的のどのように活動しているのか会員は知らない部分がありました。そこで今回はその活動の一部になりますが、理事会の紹介をさせていただきたいと思います。

 理事会は約2ヶ月に1回のペースで開催しています。メンバーは会長、副会長を含む理事13名、監事2名、運営班2名となり、今回は17名の出席となっています。今回は11月17日に行われました。通常は19:00~21:00までの時間に行っています。以前は二日町にある県士会事務所で会議を行っていましたが、昨年からコロナウイルスに感染防止の観点からWeb開催となり、各理事はそれぞれの事情に合わせ職場や自宅から出席することになりました。19時からですから遅刻してしまう方が当然いらっしゃいますし、僕もほぼ定刻に間に合った事はありません。しかし、それぞれ本来の仕事を持っていますし、その中でできる事を行っていく事が大事だと思っていますし、また、その様な中で成立させることができる県士会活動として実際に活動しています。

 今回の理事会では、審議事項では大きなものでは今年度2021年度の上半期決算、補正予算案の決算がありました。また、もう一つ大きなものでは代議員選挙規定について修正、承認となりました。その他、各審議事項の審議、常任理事会の報告、メール審議報告、各部からの報告・検討事項の提案などがあります。これらが通常の理事会の内容になります。

<書類を共有しての審議中>

こうやって数行にまとめてしまうと簡単に進んでしまうようにも見えますがなかなかそうもいきません。審議事項は4項目ありましたし、各部とは会長、部局連携室、庶務部、財務部、渉外部、福利部、事業部、広報部、学術部、教育部、企画調整部、9つもの委員会、その他沢山となります。これらに関連する書類を皆で共有して会議を進めています。時間を見ながら優先度考え、副会長の大内先生が進行役となり進めています。その結果何とか21時頃に終了する形をとっています。

今回は簡単に理事会の紹介を致しましたが、常に行われている会議は他にもあり、2ヶ月に1度の常任理事会、半年に1度の部長会議、その他活動に応じて各部で会議を開催しています。

この様にそれぞれ本職を持ちながら大黒会長を先頭に各理事・部長、そして各部員が取り組んで県士会活動をしています。それぞれの作業療法に対する情熱で支えているといってもいいかもしれません!

会員の皆さんにどのように県士会が動いているのか知って頂きたく、今回の紹介となりました。少しでも活動が見えればうれしく感じます。また、各会員の方の活動の参加を期待しております。

また機会があれば他の会議や活動、部の取り組みなど紹介をしていきたいと思います。皆様どうぞよろしくお願い致します。

<終了時の記念撮影です>

県士会ニュース vol.152 2021.10.18

東京パラリンピック2020に参加して

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① 東京パラリンピック2020に参加して … 国立病院機構宮城病院
佐藤 好

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①東京パラリンピック2020に参加して

国立病院機構宮城病院 佐藤好

2015年より東北身体障がい者水泳連盟で技術支援員として携わってきました。日頃は作業療法士として病院勤務をしながら、休日に水泳指導や選手の発掘、大会ではクラス分け委員として活動しております。今回、コロナ禍ではありますが、東京パラリンピックに参加させて頂きましたので、ご報告させて頂きます。

2021年8月24日に東京パラリンピックの開会式からはじまり、22競技が各会場で開催されました。翌25日から9月3日までの10日間、東京アクアティクスセンターでは競泳競技が開催され、私は8月21日よりスポーツアシスタントとして参加しました。配属はSport Information Deskで、競技に関する情報を取り扱う総合案内です。各チームへの配布物用ピジョンボックスの管理、リレーオーダーや抗議用紙対応、遺失物対応、各タイムスケジュールの周知やタクシー乗り場の案内等、窓口に来られた方に対応する業務でした。日頃、国内で活動しておりますが、パラリンピックとなると規模が異なります。全74の国と地域、600名を超える選手の参加でその規模と迫力に圧倒されてしまいました。日本語はもちろん、英語も通じない国も多く、対応に苦慮しましたが、本当に世界中から集結しているのだと実感しました。また、コロナ禍の中の大会でしたが、感染予防は徹底されており、全てのチームが協力的だったことが印象的でした。

そして作業療法士としては、今まで臨床で診たことがない様々な障がいや装具の数々はとても刺激的でした。両上肢切断の選手のスマートフォンの操作の速さ、下肢切断の選手が電動キックボードでの移動や義足歩行の滑らかさ、全盲の選手の階段移動のスムーズさ、臨床で型にはまりきっていた私には衝撃的な毎日でした。また、世界中からリハビリ職も多く帯同し、日本人スタッフも経歴は様々で、OT/PTはもちろん、水泳コーチ、支援学校教諭や障がい者スポーツセンター職員、福祉センター職員等、様々な業種の方との交流も貴重な機会となりました。

帰宅後は自宅待機期間やPCR検査を終えた後、職場復帰しておりますが、得たことを臨床現場でも活かしていきたいと思っております。今回、東京パラリンピックに参加させて頂き、「競技」としてだけではなく、OTがアプローチできることは本当に日常に溢れていると実感しました。それは病院、施設、地域に留まらず、スポーツという分野においても同じでした。東北ではまだまだOTでパラスポーツに携わる方が少ないですが、得ることが本当に多い分野ですので、是非多くの方に興味を持っていただきたいです。

県士会ニュース vol.151 2019.11.30

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① 特設委員会 運転と作業療法の活動報告 … 特設委員会運転と作業療法 委員長 菅野俊一郎
県士会活動紹介
① 社会人アドバイザー in 進路のミカタLIVE 2019(仙台)参加報告 … 広報部長 佐々木俊二
②仙台市障害者スポーツ協会主催「パラスポ仙台」活動報告 … 国立病院機構宮城病院
佐藤 好

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①特設委員会 運転と作業療法の活動報告

委員長 菅野俊一郎

 
運転支援 1
運転支援 2
特設委員会 運転と作業療法は令和1年8月30日(金)に宮城県指定教習所協会主催の研修会に講師を派遣し参加してきました。
講師派遣に至る経緯として2018年度日本作業療法士協会の支援事業に参加したことから繋がっています。この支援事業は日本作業療法士協会の運転と作業療法委員会で企画した『三者協議の開催支援』です。三者協議の枠組みは、自動車運転再開支援における主要な関係部署である公安委員会、指定教習所協会、県士会などを指します。三者協議の中で各機関の取り組みや課題を共有し、連携強化を図っていくことを確認することができました。
三者協議後、宮城県指定教習所協会より定期で行っている研修会のテーマを2019年度は『高次脳機能障害を有する運転免許保有者の運転再開支援に向けた研修会』とすることとなり、宮城県作業療法士会に講師依頼がきました。
研修会には仙台市内を中心に26施設33名の教習所職員と県警本部交通部運転免許課の職員2名が参加しました。県士会からは講師として仙台リハビリテーション病院の原田勝行委員、大内義隆担当常任理事、三浦晃担当理事、運転と作業療法委員長の菅野が参加しました。講演内容は『高次脳機能障害者に対する運転再開支援に資するための基礎的知識』と題して奥羽自動車学校で使用している実車評価時の評価表と高次脳機能障害の症状を照らし合わせながら高次脳機能障害について講義を行いました。質疑では実車評価を受け入れている施設から質問があり、指定教習所協会の専務理事からも好評を得ました。
その中で専務理事からお願いされた内容が2つありました。1つ目は患者を一人で教習所に送り出す病院があり、本人含め何をするために教習所に来たかわからなくなる場合があったそうです。教習所としても対応に困ってしまったとのことで、教習所に行く場合は家族や作業療法士に来てもらって評価する環境にしてもらえないか、との提案がありました。2つ目は教習所の現状についてです。社会貢献である高次脳機能障害者に対する支援は必要と認識はしつつも安定した経営は重要な課題となっており、一定の理解はしてほしいとのことでした。教習生は平成5年では5万人であったのに対し、平成30年は3万人を切っており、閉校や合併が出てきている。実車評価はペーパードライバー講習という枠組みで行っているが一定の教習費用はかかることを前提にお願いしたいとのことでした。
今回、教習所協会主催の研修会に参加しましたが、医療機関の関わりの重要性を感じてきました。今後も連携を深めながらお互いの取り組みについて理解を深めていけたらと思います。

 

 

県士会活動紹介

①社会人アドバイザー in 進路のミカタLIVE 2019(仙台)参加報告

広報部長 佐々木俊二

 
 
就職 1
主 催:株式会社マイナビ
運 営:13歳のハローワーク公式サイト  
(13hw)編集部
日 時:2019年7月16日(火)13:00~17:30
会 場:仙台国際センター
参加者:事務局担当理事 熊谷竜太、
広報部長 佐々木俊二
対 象:高校生
イベント目的:
進学を考える高校生を対象に大学・短大・専門学校を選ぶ視点だけでなく、社会に出ることを意識させ、キャリアという視点から進学先を考えさせるイベント。
概 況:
会場来場者人数は2092名であった。主に宮城県内の高校、一部岩手県の高校からの来場もあった。その他、保護者の来場が少数見られていた。
社会人アドバイザーコーナーは、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士および看護師など7職業団体より参加があった。
学校個別相談コーナーは、大学・短期大学、専門学校、その他、全部で107校の参加があった。企業コーナーでは7企業より参加があった。
作業療法士のブースに来た高校生は12名であり、一昨年参加時と同様の来訪者数であった。
来訪者の内訳は、学年:2年生8名、3年生4名 性別:男1名、女11名 12名全員宮城県内の高校生であった。来場者には、広報グッズ(クリヤーファイル、エコバッグ、折り紙、蛍光ペンを配布した。
 ブースに来た高校生の主な質問内容は、作業療法士とはどんな仕事か? 理学療法士との違いは何か? 養成校の大学と専門学校との違いは何か? 国家試験は難しいか? 作業療法士になるために学ぶ教科にどんなものがあるか? 難しい教科はあるか? 高校で学ぶどんな教科が役に立つか? 作業療法士が働く場所はどんなところがあるか? 病院以外ではどんな場所で働いているか? 養成校を受験するためにはどんな勉強したらよいか? 給料は見合っているか? などであった。
 アドバイザーとして参加した感想は、ブースに来た高校生にいかに作業療法が魅力的な職業かわかりやすく説明することに苦心した。しかし、改めて自分にとっての作業療法を振り返る機会ともなり、貴重な体験になった。

②仙台市障害者スポーツ協会主催「パラスポ仙台」活動報告

国立病院機構宮城病院 佐藤 好

 
 
 平成28年に宮城県理学療法士会、宮城県作業療法士会、宮城県言語聴覚士会の3団体により構成される宮城県リハビリテーション専門職協会が発足致しました。リハビリテーション専門職協会として昨年度より、宮城県作業療法士会からは計7名が仙台市障害者スポーツ協会主催「パラスポ仙台」に参加しております。「パラスポ仙台」とは障害児・者が対象のパラリンピック競技10種目の体験会です。今年度は8月17・18・31日、9月15・16・23日の計6日間開催されました。今まで体験したことのない競技や、自分の可能性にチャレンジする絶好の機会となり、また各競技団体においては選手を発掘する場となりました。私たちリハビリ職は体力測定や身体の使い方や車椅子のフィッティングについてアドバイスを行い、体験者のチャレンジをサポート致しました。中には、体力測定や種々の競技の体験で「初めてやった」「できると思わなかった」との声が多々聞かれました。障害の種類も様々で、知的障害・脳性麻痺・先天性や後天性の障害と日頃臨床場面で触れる機会の少ない障害の方も多くいらっしゃいましたが、障害のある方々が如何にスポーツを含む新たなことにチャレンジする機会が少なく、学校体育の授業等では見学を強いられる等の制約を受けているかを実感しました。体験者の中には、体験された競技団体に所属し、競技を継続して取り組まれている方もいて、宮城県のパラスポーツの発展、またリハビリテーション職の新たな活躍の場が広がることを嬉しく思いました。
 また、他の作業療法士や理学療法士、障害者スポーツ指導員の方と交流しながらの活動は、大変有意義な時間となりました。私たち作業療法士は、対象者の「生活」へアプローチすることが大きな役割だと思います。スポーツは趣味・生き甲斐・仕事・交流の場と成り得る生活の一部です。専門的な競技知識だけではなく、競技に行き着くまでに立ちはだかる壁へのアプローチは私たち作業療法士が得意とする分野ではないでしょうか。是非、臨床以外の活躍の場として多くの作業療法士がパラスポーツに関わって頂けるよう、今後も継続して参加したいと思います。
パラスポ1
パラスポ2
パラスポ3

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